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会話からの情報漏えいを抑える音の対策機器の選び方

対象の目安: オフィスの会話からの情報漏えいを抑えたい総務と情報システム担当 / 実務

アオイ防御・運用担当
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会話からの情報漏えいを抑える音の対策機器の選び方

会議室の壁を隔てた廊下で、中の話が半分ほど聞き取れます。フリーアドレスの島の端で誰かが電話をかけると、五席離れた席まで取引先名が届きます。カフェのテーブルでWeb会議に出ると、隣の席の人が数字と社名を聞いています。どれも侵入も認証突破も起きていませんが、情報は外に出ています。

会話は、暗号化もアクセス制御も効かない経路です。話した瞬間に空気を伝わり、壁の隙間や欄間の開口を抜けて、権限のない人の耳に届きます。ログも残りません。それでも対策が後回しになりがちなのは、音が目に見えず、どこまで漏れているのかを数字で言えないからです。

この記事では、音の対策機器を情報セキュリティの道具として選ぶ手順を整理します。軸は一つで、音を消すことではなく、聞き取れなくすることに置きます。人の耳は、音が聞こえているかどうかと、その内容が分かるかどうかを別々に判断します。守りたいのは後者だけです。この違いを踏まえると、必要な機器も、置く場所も、かけるお金の順番も変わります。なお本記事はアフィリエイトリンクを含みます。紹介する製品の効果や適合性を保証するものではなく、購入判断はご自身の用途に照らしてお願いします。詳細は広告およびアフィリエイトについてをご覧ください。

先に、三つの対策が何をしているのかを一覧にします。この分類を持っておくと、見積書に並ぶ品目が何を解決するのかを判断できます。

対策何をしているか効く場所代表的な指標
遮音境界を通り抜ける音のエネルギーを減らす壁、床、天井、扉、窓、隙間室間音圧レベル差等級(JIS A 1419-1)、STC
吸音室内で反射して戻る音のエネルギーを減らす天井、壁、床、家具の表面吸音率(JIS A 1409)、残響時間
マスキング受け手の位置の背景雑音を上げて信号対雑音比を下げる受け手のいる空間音声了解度、信号対雑音比

会話が漏えい経路になる場面

会話が外に出る場面は、思いつくよりも広く分布します。会議室の遮音が足りず廊下に漏れる場合、天井裏で仕切りが途切れている欄間開口から隣室に回り込む場合、オープンスペースの打ち合わせがそのまま周囲の席に届く場合、受付で来訪者の用件が待合の椅子まで届く場合。どれも同じ「壁がない、または足りない」という一つの原因に見えますが、対策は別々です。

働き方が変わったことで、この経路は増えました。固定席の島がフリーアドレスに置き換わり、会話が起きる場所が予測できなくなりました。Web会議が日常になり、会議室以外の場所で相手の声をスピーカーから出す機会が生まれました。在宅勤務では、業務に関係のない家族が同じ空間にいます。カフェやコワーキングスペースでは、隣に誰が座るかを選べません。

公的なガイドラインも、この点に触れています。総務省のテレワークセキュリティガイドライン第5版は、テレワーク勤務者が実施すべき物理的セキュリティ対策として、勤務者K-1で操作画面の自動ロックやプライバシーフィルターの貼付と周囲の人の挙動への注意を挙げ、続く勤務者K-2でオンライン会議時の音漏れを取り上げています。

総務省のテレワークセキュリティガイドライン第5版は、勤務者K-2として「オンライン会議を実施するときは、音漏れや画面を介した情報漏洩が起きないよう注意する。オフィス内であっても、同じ場所で複数人が別のオンライン会議を実施等する場合の音漏れに注意する」を基本対策に置いています。詳細解説では、機密性のある情報を扱う場合に自分が発する音声と相手の音声のどちらも周囲の第三者に漏れ聞こえないよう注意すること、オンライン会議の場所の周囲で通常業務を行っている場合は会議に音声が入り込む形での情報漏えいにも注意することを述べています。

この記述で見落とされやすいのは、漏れる方向が二つあることです。自分の声が外に出る方向と、周囲の会話が会議のマイクに入って相手側に届く方向です。後者は、会議の参加者全員に対して自社のオフィスの会話が配信される形になるため、社外の人が同席する会議では影響が広がります。

社外での業務については、IPAの組織における内部不正防止ガイドライン第5版が同じ趣旨を書いています。同ガイドラインは2022年4月に第5版が公表され、経営者と対策実施者を読者に想定した文書です。

IPAの組織における内部不正防止ガイドライン第5版は、対策(16)「組織外部での業務における重要情報の保護」の実施項目として、電車の車内やカフェ等では画面が覗き込まれないように注意し、画面に覗き見防止フィルムを貼ることが望まれるとしたうえで、「重要情報について大声で会話し、漏えいが発生しないように注意します」と記載しています。

視線の対策と音の対策は、同じ場面で同時に必要になります。画面側を先に済ませた組織にとって、音は次の未着手項目として残っているはずです。

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遮音と吸音とマスキングは別の仕事をする

音の対策と聞くと、多くの人は壁を厚くすることを思い浮かべます。実際には、性質の違う三つの手段があり、単独ではどれも不足します。

遮音は、境界を通り抜けるエネルギーを減らす仕事です。壁や床や天井、そして扉と窓が対象になります。面密度が大きく、隙間が少ないほど透過する音は減ります。ここで効くのは質量と気密で、柔らかい素材を貼っても遮音は上がりません。会議室の遮音が足りないという相談の多くは、壁そのものではなく、扉の隙間、コンセントボックスの背面、天井裏で仕切りが途切れている欄間開口が原因です。

吸音は、室内で反射して残るエネルギーを減らす仕事です。多孔質の材料が音の振動を摩擦熱に変え、反射音を弱めます。吸音を足すと残響が短くなり、同じ声の大きさでも部屋の中がうるさくなくなります。ただし、吸音材は壁の向こうに音が伝わることを止めません。吸音パネルを会議室の壁に貼っても、隣室への漏れはほとんど変わらないという結果になるのは、この違いによります。吸音率の測定はJIS A 1409:1998「残響室法吸音率の測定方法」が規定しており、同規格は残響室に設置した音響材料の吸音率、または家具や人などの物体を対象とする等価吸音面積の測定方法を定めています。

JIS A 1409:1998「残響室法吸音率の測定方法」は1998年12月20日改正で、日本規格協会の書誌情報では最新確認日を2021年10月20日としています。

マスキングは、受け手の位置の背景雑音を上げる仕事です。会話が聞き取れるかどうかは、声の絶対的な大きさではなく、声と背景雑音の差で決まります。背景雑音を上げれば、声の大きさが同じでもこの差が縮まり、内容の判別が難しくなります。壁を作らずに了解度だけを下げられる点が、他の二つにない性質です。

三つの関係は、次のように整理できます。

状況遮音吸音マスキング
会議室から隣室へ漏れる主役。扉と欄間開口を先に塞ぐ効果は限定的遮音が足りない分を受音側で補う
オープンスペースの打ち合わせが周囲に届く使えない天井と間仕切りで距離減衰を稼ぐ主役になりやすい
受付の応対が待合に届く使いにくい補助主役。受付カウンター周りに置く
在宅のWeb会議が家族に聞こえるブースや扉で稼ぐ補助補助

対策を積む順番は、まず遮音のうち安く直せる部分、次に吸音、最後にマスキングが基本になります。扉の隙間を塞ぐより先にマスキング装置を買うと、必要な音量が上がり、後で述べる副作用が出やすくなります。

聞こえなくするのではなく聞き取れなくする

音の対策で最初に決めるべきは、到達点です。無音にすることを目標にすると、必要な工事は建築レベルになり、費用が跳ね上がります。一方、内容が分からない状態を目標にすれば、達成できる手段はずっと広がります。

この考え方は、機密情報を扱う施設の基準にはっきり書かれています。米国防総省の統一施設基準であるUFC 4-010-05は、SCIF(Sensitive Compartmented Information Facility)の計画と設計と施工を扱う文書で、2023年5月26日付の版が公開されています。その3-4.3「Acoustic Protection」は、境界に求める音響的な保護の水準を、聞こえるかどうかではなく分かるかどうかで定義しています。

UFC 4-010-05(2023年5月26日)は、Architectural Graphics Standardsが定めたSound Group 1から4のうち3と4が構造上の音響セキュリティ要件に足るとし、Sound Group 3をSTC 45以上として「大きな声はかすかに聞こえるが内容は理解できない。通常の会話は判別できない」と説明し、Sound Group 4をSTC 50以上として「大声の歌唱や金管楽器、最大音量のラジオのようなきわめて大きな音が、かすかにしか聞こえないか、まったく聞こえない」と説明しています。同文書は境界に最低でもSound Group 3を求め、ビデオ会議装置やスピーカーフォンなど増幅された音声を扱う会議室にはSound Group 4を求めています。

ここで押さえておきたいのは数値そのものよりも、達成すべき状態の書き方です。「聞こえない」ではなく「理解できない」と書かれています。国家機密を扱う施設ですら、到達点は了解度で表現されています。

同じ文書には、機器で守れる範囲の限界も書かれています。

UFC 4-010-05は3-4.3で、境界の音響的保護が「会話が意図せず区画の外で聞かれてしまうことを防ぐためのものであり、意図的な音声の傍受に対抗するためのものではない」と明記しています。

この一文は、選定の前提を決めます。サウンドマスキング装置も吸音パネルも防音ブースも、偶発的な漏れ聞こえを抑える道具です。壁に集音装置を当てる、録音機を持ち込む、スマートフォンで録音するといった意図的な行為は、機器の性能ではなく入退室管理と持ち込み制限と教育の領域に属します。

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音声了解度と信号対雑音比の読み方

了解度を扱うには、いくつかの言葉を押さえておくと見積書と製品資料が読めるようになります。

信号対雑音比は、信号レベルと妨害騒音レベルの差です。ISO 22955:2021はこれを用語として定義しており、単位はデシベルです。会話を守る側から見ると、この差を小さくすることが目的になります。差を小さくする方法は二つあり、声の側を下げるか、雑音の側を上げるかです。遮音と吸音は前者を、マスキングは後者を担当します。

音声了解度そのものを数値化する指標としては、Speech Transmission Index(STI)が国際的に使われています。STIはIEC 60268-16で規定され、執筆時点の版は2020年9月発行の第5版です。0から1のスケールで表され、値が大きいほど音声が明瞭に伝わることを示します。

IEC 60268-16:2020(第5版、2020年9月25日発行)は「Sound system equipment - Part 16: Objective rating of speech intelligibility by speech transmission index」として、STIのモデルと、音声了解度を評価するための測定および予測の方法を規定しています。

オープンプランオフィスの測定には、ISO 3382-3が使われます。この規格は無人状態のオープンプランオフィスで室内音響パラメータを測定する方法を規定しており、現行版は2022年です。欧州規格として発行されたBS EN ISO 3382-3:2022の書誌情報では、2012年版からの変更として、新しい単一数値量であるcomfort distanceが追加され、privacy distanceが削除されたと記載されています。

BS EN ISO 3382-3:2022(2022年2月28日発行)は「Acoustics. Measurement of room acoustic parameters. Open plan offices」として、無人のオープンプランオフィスにおける室内音響パラメータの測定方法、測定手順、機器、データ評価の方法、試験報告の書式を規定しています。

この規格から得られる単一数値量のうち、選定の会話で出てきやすいのがdistraction distance(記号はrD)です。話者からの距離のうち、STIが0.50を下回る地点までの距離をメートルで表したもので、この値が小さいほど、一人の話し声が邪魔になる範囲が狭いことを意味します。

Hongistoらの2017年のFrontiers in Psychology掲載論文は、distraction distanceをISO 3382-3にもとづいて測定される単一数値量とし、話者からSTIが0.50を下回る地点までの距離をメートルで表したものと説明しています。同論文は、この値が小さいほど音声のプライバシーが良好であるとし、実際のオフィスでは3メートルから18メートルの範囲に分布すると述べています。

つまり、オープンスペースの音の良し悪しは「うるさいかどうか」ではなく「一人の声が何メートル先まで意味を持って届くか」で測られています。会話の情報漏えいを抑えたい担当者にとって、この見方はそのまま使えます。

規格から選定条件を書き起こす

見積を取る前に、参照する規格を決めておくと、業者ごとにばらつく提案を比較できます。実在を確認できた主な規格を並べます。

規格対象押さえどころ
ISO 22955:2021オープンプランオフィスの音響品質業務内容ごとに6つの空間タイプを定義し、それぞれに目標値と要求値を置く
ISO 3382-3:2022オープンプランオフィスの室内音響パラメータ測定distraction distanceなどの単一数値量を測る手順
ASTM E1130-16(2021)オープンプラン空間の音声プライバシー測定Articulation Indexを用いて、構成要素ではなく配置全体のプライバシーを評価する
ASTM E2638-24閉じた室が提供する音声プライバシーの測定室の遮音と室外の背景雑音の両方を測り、聞き取られる確率で評価する
IEC 60268-16:2020音声了解度の客観評価STIの算出方法
JIS A 1419-1:2000建築物及び建築部材の遮音性能の評価方法空気音遮断性能の単一数値評価量
JIS A 1417:2000建築物の空気音遮断性能の測定方法現場での室間測定の手順
JIS A 1409:1998残響室法吸音率の測定方法吸音材のカタログ値の出どころ

ISO 22955:2021は、オープンプランオフィスの計画と設計と施工とレイアウトに関わる関係者の間で、音響品質について合意するための技術的な指針です。ISO/TC 43(音響)のSC 1(騒音)が作成しました。この規格の特徴は、空間を面積や席数ではなく業務内容で6つに分けている点です。活動が未定の空床、室外との通信が中心の活動、近くの席との協働が中心の活動、協働が少ない活動、来客対応を伴いうる活動、複数の活動が混在する場合という並びで、それぞれに音響上の課題と指標が置かれます。

ISO 22955:2021の序文は、制御できず、内容が理解でき、本人の業務と関係のない音がもっとも妨害的であるとする研究を挙げ、そのためこの文書は音声の伝搬を抑えることに焦点を置くと述べています。同規格の5.1は「Open plan offices are not suitable for activities, which require confidential communication.」として、機密性のあるやり取りを要する活動にオープンプランオフィスは適さないと明記しています。

この5.1の一文は、機器の選定より前に効いてきます。オープンなスペースにマスキング装置を入れても、機密性のあるやり取りに適した場所にはなりません。人事や法務や採用の面談、インシデント対応の打ち合わせ、契約条件の交渉は、閉じた部屋を確保するという設計判断が先に来ます。マスキングは、その部屋の遮音が足りない分を補う位置づけになります。

ASTMの二つの試験方法は、対象が違います。E1130はオープンプラン空間、E2638は閉じた室です。E1130は、個々の構成部材の性能ではなく、部材の配置がもたらすプライバシーを評価する現場試験として作られており、Articulation Indexに依拠します。E2638は、室の境界の遮音と、室外の受音点における背景雑音の両方を測り、その結果から音声が聞こえる確率や理解できる確率を推定します。

ASTM E2638-24の適用範囲は、閉じた室の内部で交わされる会話について、室外にいる盗み聞きの可能性がある人に対して室が提供する音声プライバシーの度合いを測る試験手順です。同規格は、盗み聞きする人が電子的または電気音響的な機器の助けを借りず室の境界に触れてもいないことを前提とし、意図的で執拗な盗聴には対応しないと明記しています。また、人が話す声の大きさは室内の騒音などに反応して変わるため、その室が盗聴に対して守られていると断定することはできず、聞かれる確率を割り当てられるだけだと述べています。

ASTM E1130の適用範囲は、オープンプラン空間の各位置の間の音声プライバシーを客観的に評価する手段で、音響測定と、公表されている音声レベルの情報と、音声コミュニケーションの評価に関する標準的な方法に依拠します。同規格は、オープンプランを構成する個々の部材の性能を測るのではなく、部材の特定の配置から生じるプライバシーを評価すると述べています。

E2638の「聞かれる確率を割り当てられるだけ」という書き方は、発注側の期待値を調整するのに使えます。会話のプライバシーは、脆弱性の修正のように白黒がつく性質のものではありません。基準を決めるのは室の所有者や管理者だと同規格も述べています。したがって、社内で守りたい会話の種類を先に決め、その種類ごとに許容できる確率を決めるという順序になります。

日本国内の工事では、JISの遮音性能が見積書に現れます。JIS A 1419-1:2000は建築物と建築部材の空気音遮断性能に関する単一数値評価量を定義する規格で、2000年1月31日制定、日本規格協会の書誌情報では最新確認日を2022年11月25日としています。現場の測定手順はJIS A 1417:2000が定めており、二室間の空気音遮断性能を拡散音場の条件で測る方法を規定しています。こちらも最新確認日は2022年11月25日です。

JIS A 1419-1:2000「建築物及び建築部材の遮音性能の評価方法 第1部:空気音遮断性能」は、建築物と、壁や床や扉や窓などの建築部材における空気音遮断性能に関する単一数値評価量を定義し、1/3オクターブバンドまたはオクターブバンドの測定結果から評価量を求める方法を規定しています。

サウンドマスキング装置の選び方

マスキング装置は、受け手の位置に人工的な背景雑音を作り、信号対雑音比を下げる機械です。選定では設置形態と音の種類と調整の自由度を見ます。

設置形態は三つに分かれます。天井裏に埋め込んで面で均一に鳴らす方式はフロア全体を対象にする場合に、天井面やパーティション上端にスピーカーを置く方式は対象を絞りたい場合と既存の天井を触りたくない場合に、デスク上に置く小型機は個人が自分の周囲だけを対象にする場合に向きます。守りたい範囲がフロアなのか一部屋なのか一席なのかを先に決めると、この分岐はすぐに決まります。

音の種類も選定項目です。定常的な雑音を流す方式のほかに、人の声を素材にした合成音を使う製品があります。声に近いスペクトルを持つ音は、同じマスキング効果をより小さい音量で得られる方向に働きます。装置が出す音そのものが不快だと運用が続かないため、環境音や演出音を混ぜられるかどうかも実用上の判断材料になります。

音量は、機械の最大出力ではなく現場での均一性で見ます。マスキング音に強弱のむらがあると、弱い場所で会話が抜け、強い場所で人が不快に感じます。導入時は、対象エリアの複数点で音圧を測り、ばらつきを詰める作業が必要になります。この調整を含めた提案になっているかを見積で確認してください。

ヤマハ スピーチプライバシーシステム VSP-2

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ヤマハ スピーチプライバシーシステム VSP-2

コントロールユニットとスピーカーを分けたセパレート型のスピーチプライバシーシステムです。公式サイトは、人の声を合成した情報マスキング音に加えて、川のせせらぎや森の音といった環境音と、楽器音や電子音の演出音を組み合わせる構成を説明しており、想定する設置シーンとしてドアの隙間、隣接した部屋、欄間オープン、フォンブース、パーテーション、カウンターを挙げています。公式仕様によると、電源電圧はAC100V(50/60Hz)、最大消費電力は14W、コントロールユニットの外形寸法は214.6(W)x55.1(H)x288.4(D)mmで質量1.8kg、スピーカーは1台あたり62x62x82mmで0.17kg、周波数特性は180Hzから20kHzです。スピーカーは最大4台まで拡張でき、パーソナルな小規模エリアから約100平方メートルのオープンスペースまでを対象としています。2019年3月19日のニュースリリースでは、情報マスキング音の比率調整機能を新たに搭載したと発表されています。価格は変動するため公式ページと販売店で確認してください。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

導入は次の順で進めると、無駄な機材を買わずに済みます。

  1. 1

    守りたい会話の種類を書き出す。人事、法務、採用、取引条件、インシデント対応など、漏れたときの影響が大きいものから並べる

  2. 2

    その会話が発生している場所を平面図に落とす。会議室、オープンスペース、受付、電話ブース、在宅の各拠点に印を付ける

  3. 3

    受音側に立って現状を確かめる。廊下、隣室、待合、隣の島に人を立たせ、どこまで内容が分かるかを記録する

  4. 4

    遮音で安く直せる箇所を先に処理する。扉の隙間、アンダーカット、欄間開口、コンセントボックスの背面を確認する

  5. 5

    残った不足分にマスキングと吸音を配分する。オープンスペースはマスキング主体、閉じた室は遮音の補完に充てる

  6. 6

    貸出機で現地確認する。カタログのカバー面積ではなく、自社の天井高と間仕切りでの聞こえ方を確かめる

  7. 7

    導入後に受音側で再確認し、音量とスピーカー位置を調整する。調整の記録を残し、レイアウト変更のたびに見直す

隣室への漏れと受付での応対では、置き方が変わります。隣室への漏れが問題なら、スピーカーは漏れを聞かれる側、つまり隣室や廊下に向けて置きます。音を出す側の部屋に置いても、話し手が自分の声を大きくするだけで効果は出ません。受付では、応対の内容を聞かれたくない相手が待合の椅子に座っているため、スピーカーは待合側に向けます。守りたいのは常に受音側の了解度です。

音量を上げすぎると逆効果になる仕組み

マスキング装置の運用でもっとも起きやすい失敗は、効果が薄いと感じて音量を上げ続けることです。これは物理的にも心理的にも逆方向に働きます。

背景雑音が上がると、話し手は相手に聞き取ってもらうために無意識に声を大きくします。この現象はロンバード効果と呼ばれ、ISO 22955:2021は用語として定義しています。

ISO 22955:2021の3.3.4は、ロンバード効果を「周囲の騒音の存在を補い、会話の相手により良く理解してもらうために、人が無意識に話し方(基本周波数、音圧レベル、調音)を変える現象」と定義しています。

声が大きくなれば、境界を通り抜けるエネルギーも増えます。マスキング音を3デシベル上げたのに話し声も3デシベル上がれば、受音側の信号対雑音比は元に戻り、周囲の不快感だけが残ります。マスキング装置の効果が頭打ちになる理由の多くはここにあります。したがって、音量を上げる前に遮音側の隙間を確認するという順番が、費用と快適性の両面で効いてきます。

もう一つの副作用は、音量を上げるほど装置の音自体が意識され、集中を妨げる要因になることです。ISO 22955:2021が序文で述べる妨害的な音の条件のうち、制御できないという点はマスキング音にも当てはまります。音量調整の権限を誰が持つのかを決めておくと、運用が続きます。

個人単位で自席の周囲だけを対象にしたい場合は、小型のホワイトノイズ機を使う方法があります。ただし、この置き方が守るのは主として「その人が周囲の会話を聞き取りにくくなる」方向であり、自分の声が周囲に漏れる方向ではありません。方向を取り違えないでください。

オーム電機 AudioCommおやすみスピーカー ASP-WS300N

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オーム電機 AudioCommおやすみスピーカー ASP-WS300N

公式サイトが「おやすみスピーカー」として販売する小型のサウンドマシンで、品番は03-3000です。公式仕様によると搭載音源は40種類で、内訳はホワイトノイズ14音源、自然音とASMRが20音源、赤ちゃん向けが6音源です。電源はDC5V 1A(USB Type-C入力)で、3.7V 1800mAhの充電式リチウムイオン電池を内蔵し、サウンドモードで約38時間、Bluetoothモードで約18時間の連続使用ができます。Bluetooth 5.3に対応し、実用最大出力は3W、外形寸法は約90.5(W)x69.4(H)x90.5(D)mm、質量は約208gです。自席の周囲で自分が聞く音を覆う用途に向く一方、フロア全体を対象とする業務用のマスキングシステムとは設計思想も出力も異なります。価格は変動するため公式ページと販売店で確認してください。

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吸音パネルとパーティションの選び方

吸音材は、室内の反射を減らして声の届く距離を縮める役割を担います。選定では素材と厚みと設置位置、そして防炎表示を見ます。

素材は、グラスウールやロックウールなどの無機繊維系と、ポリエステルフェルトなどの有機繊維系に大別されます。どちらも空気の粘性摩擦で音のエネルギーを熱に変える多孔質材です。吸音率は周波数によって変わり、一般に厚みが増すほど低い周波数まで効きます。会話の帯域は概ね500ヘルツから4キロヘルツに広がるため、この帯域の吸音率を製品資料で確認します。薄い材料は高い周波数に効き、低い周波数には効きにくい傾向があります。

DORIX フェルメノン 硬質吸音フェルトボード

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DORIX フェルメノン 硬質吸音フェルトボード

DORIX株式会社が展開する硬質吸音フェルトボードです。公式サイトは、100パーセントポリエステル製の繊維を特殊ニードルパンチ圧縮加工により高密度の板状に成型したものと説明し、厚み9mm、12mm、18mmの製品を挙げています。吸音特性については、約630ヘルツから吸音率が大きく上昇し、1000ヘルツで50パーセント、2000ヘルツで86パーセントとして、中音域から高音域に対する吸音効果が高いと記載しています。接着剤を使用せず生産しているためホルムアルデヒドを放出せず、貼り合わせに使う接着剤もF☆☆☆☆基準としています。防炎については、総務省令の防炎性能試験(45度エアミックスバーナー法)に対応し、日本防炎協会の防炎性能試験に適合する防火商品と説明しています。価格は変動するため公式ページと販売店で確認してください。

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設置位置は、面積を稼げる場所から順に選びます。ISO 22955:2021は、オープンプラン空間の室内音響処理について天井と壁と床それぞれの扱いを規定しており、天井処理を独立した項目として置いています。実務でも、天井は視線を遮らず面積が大きいため、最初に検討する面になります。次いで、話し手と聞き手を結ぶ直線を横切る位置に立てるスクリーンや間仕切りが効きます。同規格は、スクリーンや間仕切りを、騒音源と受音点を結ぶ仮想の線を横切って空間を部分的に分ける垂直の仕切りと定義し、席の間の音の伝搬を減らす、通路を区切る、追加の吸音を与える、非公式で短い打ち合わせの区域を音響的に区切る、コピー機や給水機のような散発的な騒音源を囲い込むといった用途を挙げています。

ISO 22955:2021の3.2.8は、天板に固定する低い仕切りを、席を視覚的に区切り、席の間の騒音を減らし、利用者の近くで吸音を提供しうるものと定義しています。

パネルを買う前に確認しておきたいのが防炎表示です。消防法は、高層建築物や地下街、不特定多数が出入りする特定防火対象物などで防炎性能を持つ物品の使用を義務付けており、その証明として防炎表示が付されます。オフィスビルの多くはこの規制の対象になりうるため、面積の大きい繊維系の内装材を持ち込むときは、入居しているビルの管理者に確認する手順を挟んでください。

東京消防庁は、防炎について「不燃と異なりあくまでも燃えにくいという性能を示すもので、小さな火に接しても繊維が燃え上がらず、もし着火しても燃え広がりが少ない」ものと説明し、高層建築物や地下街、不特定多数の人が出入りする特定防火対象物などの防炎防火対象物では防炎性能を持つ防炎物品の使用が義務付けられているとしています。防炎の対象となる物品を使用する場合は、各種の防炎試験に合格して防炎性能を有することの証明となる防炎表示が付いている物品にしなければならないと記載しています。

卓上型のパネルと、床から立てるパーティションでは、期待できる効果が違います。卓上型は、隣席との間で直接届く音の一部を遮り、自分の近くに吸音面を作ります。床から立てるタイプは高さを稼げるため、立って歩く人の耳の高さまで効かせられます。オープンスペースの打ち合わせを囲う目的なら、後者を選びます。

サンワサプライ パーティションブース SPT-PB002

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サンワサプライ パーティションブース SPT-PB002

吸音効果のあるパネルを連結して簡易的なブースを作る製品です。公式仕様によると、パネル1枚あたりのサイズはW500xD30xH1600mmで質量は5.5kg、6枚セットで構成されます。張地は布素材、芯材にPET(フェルト)を使い、リサイクルPETを60パーセント使用したフェルトパネルと記載されています。パネル同士はファスナーで連結する方式で、組み立てと取り外しができます。高さ1600mmのため立っている人の視線も遮ることができ、コの字に配置すると幅1000mmのデスクが収まります。公式ページには難燃や防炎に関する記載が見当たらないため、防炎規制の対象となる区画で使う場合は、事前に建物の管理者に確認してください。価格は変動するため公式ページと販売店で確認してください。

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Web会議が増えたことで、フロアの一角に置く個室型のブースが定番の選択肢になりました。ブースは閉じた小空間を作るため、音以外の設計項目が一気に増えます。

換気は最初に確認する項目です。人が入る箱を密閉すると、二酸化炭素濃度が上がり、頭が働かなくなります。事務所については、事務所衛生基準規則が室の環境について具体的な数値を定めています。ブース自体がこの規則の適用対象になるかどうかは設置形態と建物の状況によるため所轄への確認が必要ですが、設計上の目安としては使えます。

事務所衛生基準規則は、第二条(気積)で、労働者を常時就業させる室の気積を、設備の占める容積および床面から4メートルを超える高さにある空間を除き、労働者1人について10立方メートル以上としなければならないと定めています。第三条(換気)では、窓その他の開口部の直接外気に向かって開放できる部分の面積を常時床面積の20分の1以上とすること、ただし換気が十分に行われる性能を有する設備を設けたときはこの限りでないとし、一酸化炭素および二酸化炭素の含有率をそれぞれ100万分の50以下および100万分の5000以下としなければならないと定めています。第五条では、空気調和設備または機械換気設備を設けている場合に、二酸化炭素の含有率を100万分の1000以下とし、室の気流を毎秒0.5メートル以下としなければならないと定めています。

一般的な一人用ブースの内部体積は、この10立方メートルという数字より小さいことがほとんどです。窓のない箱であれば、換気設備の性能が実質的な条件になります。製品を比べるときは、換気ファンの有無と風量、そして電源をどう引くかを仕様で確認してください。ファンが付いていても、その動作音がマイクに入るとWeb会議の音質が落ちるため、風量と静音性の両方を見ることになります。

電源とネットワークの引き込みも設計項目です。ケーブルを通す穴がない製品では扉の隙間からケーブルを出すことになり、そこが音の抜け道になります。サービスホールの有無と、その径がプラグを通せる大きさかを確認します。

法令面は、断定せずに確認手順として扱ってください。天井まで塞いだ空間を作ると、建築や消防の観点では独立した室として扱われる可能性があります。感知器やスプリンクラー、放送設備の配置に影響するかどうかは、建物ごとの設備構成と自治体の運用によって変わります。判断は所轄の消防署と、建物の管理者、そして施工業者に確認する事項です。

注意

個室型ブースの設置が消防法令や建築基準法にどう関わるかは、建物の用途と規模、既設の消防用設備、ブースの寸法と仕上げ材によって変わります。本記事では個別の可否を判断できません。設置を検討する段階で、所轄の消防署と建物の管理者、施工業者に事前相談してください。

ブースの遮音性能は、製品ごとに数値の示し方がまちまちです。数値がある場合は、どの規格のどの条件で測ったのかを確認します。JIS A 1417のような現場測定によるのか、実験室での測定によるのかで意味が変わります。数値がない場合は、貸出機を借りて受音側から聞くという確認方法に切り替えます。

だんぼっち(ダンボール製組立式ブース)

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ハニカムダンボールを用いた組立式のブースです。公式ショップの記載によると、外形寸法はW80cmxD110cmxH164cm(換気口を含む)、内寸はW74cmxD104cmxH148cm、扉の開口はW53cmxH125cm、組立時の質量は約25.54kgです。天井に換気口を備え、ケーブルを通すサービスホール(内径40mm)と、73cmx42cmx3.2cmの組込テーブル(耐荷重10kg)が付属します。組み立ては工具不要で、2名で約30分程度とされています。公式の商品ページには具体的な遮音量の数値の掲載が見当たりません。設置にあたっては換気と、建物側の消防法令上の取り扱いを事前に確認してください。価格は変動するため公式ページと販売店で確認してください。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

ブースを何台入れるかは、Web会議の同時発生数から決めます。台数が足りないと、結局オープンスペースで会議に出る人が出て、投資が無駄になります。

機器では届かない範囲を運用で埋める

ここまでの機器は、偶発的な漏れ聞こえを抑えるためのものです。意図的に聞こうとする相手には別の手当てが要ります。

NIST SP 800-53 Rev.5にも、会話の盗聴を意識した管理策があります。SC-15の管理策強化(3)は、組織が定める安全な作業区域では、協働コンピューティング装置とアプリケーションを無効化または撤去することを求めます。解説では、これを怠ると会話の盗聴を含む情報の侵害につながりうるとし、安全な作業区域の例としてSCIFを挙げています。

NIST SP 800-53 Rev.5のSC-15(3)は、組織が定めるシステムまたはシステム構成要素から、組織が定める安全な作業区域では協働コンピューティング装置とアプリケーションを無効化または撤去することを求め、これを怠ると会話の盗聴を含む情報の侵害が起こりうると解説しています。SC-42(センサー能力とデータ)の解説では、機密情報を保管する施設や機微な会話が行われる施設内の指定区域について、組織が個人による携帯電話やデジタルカメラの持ち込みを禁止する場合があると述べています。

会議室にスマートスピーカーを置くこと、Web会議端末を常時接続のまま放置すること、参加者以外の端末をマイクを有効にしたまま持ち込むことは、この管理策の対象になります。マスキング装置は、こうしたマイクに直接入る音には効きません。

運用側で決めておくと効く項目を並べます。

機器と並行して決めておく運用ルール

  • 会話の機密度を三段階程度に分け、それぞれ使ってよい場所を決める。最上位は閉じた会議室に限定する
  • 会議室の割り当てを機密度で行う。遮音の弱い部屋を機密度の高い会議に使わない
  • Web会議ではイヤホンまたはヘッドセットの使用を原則にする。相手の声をスピーカーから出すのは閉じた部屋に限る
  • オープンスペースでの会話に社名や個人名や金額を出さないという原則を共有する
  • 屋外や公共交通機関での業務通話を禁止するか、話してよい内容の範囲を明示する
  • 会議室と受付にスマートスピーカーや常時接続の会議端末を置かない。置く場合はマイクの物理的な遮断手段を用意する
  • レイアウト変更のたびに、受音側から聞こえ方を確認する担当と時期を決めておく

この種のルールは、周知しただけでは定着しません。会話の漏えいは本人に自覚が生まれにくく、指摘されるまで気づかないためです。定期的な教育の題材に組み込んでください。

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導入前のチェックリスト

最後に、発注の前に埋めておく項目をまとめます。

音の対策機器を選ぶ前のチェックリスト

  • 守りたい会話の種類と、それが発生する場所を平面図に落としたか
  • 受音側(廊下、隣室、待合、隣の島)に立って、現状どこまで内容が分かるかを記録したか
  • 扉の隙間、欄間開口、コンセントボックス背面など、遮音で安く直せる箇所を先に確認したか
  • オープンスペースを機密性のあるやり取りの場所として使っていないか。ISO 22955:2021の5.1に照らして見直したか
  • マスキング装置のスピーカーを、音を出す側ではなく聞かれる側に向ける配置になっているか
  • 対象エリア内で音圧のばらつきを詰める調整作業が見積に含まれているか
  • 吸音材の吸音率を、会話の帯域(500ヘルツから4キロヘルツ)で確認したか
  • 繊維系の内装材について防炎表示の有無を確認し、入居ビルの管理者に照会したか
  • ブースの換気方式と風量、動作音、電源とネットワークの引き込み方法を仕様で確認したか
  • ブース設置について、所轄の消防署と建物管理者と施工業者に事前相談する段取りを組んだか
  • 貸出機または試聴で、自社の天井高と間仕切りでの聞こえ方を確かめたか
  • Web会議のイヤホン利用、屋外通話、会議室の割り当てなど、運用ルールを機器と同時に決めたか
  • 会議室と受付に置く常時接続のマイク付き機器を棚卸ししたか

音の対策は、買った瞬間に効果が出る機器ではありません。受け手の位置で聞こえ方が決まるため、置く場所と音量と運用がそろって初めて成立します。逆に言えば、扉の隙間を塞ぐ、会議室の割り当てを機密度で決める、Web会議はイヤホンを使うという三つだけでも、費用をかけずに了解度は下がります。装置の購入は、そこまでやっても残る不足分を埋めるための選択肢として位置づけると、必要な仕様がはっきりします。

到達点は、静けさではありません。話している内容が、その会話に関係のない人にとって意味を持たない状態です。この一点を発注の条件文に書けば、提案の比較は難しくなくなります。

出典・参考

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