CyberFix Note

記事一覧(6ページ目)

セキュアコーディング

CORSの仕組みと設定ミスを避ける勘所。オリジン間リソース共有を安全に緩める

ブラウザの同一オリジンポリシーを前提に、CORS(オリジン間リソース共有)が何をどう緩める仕組みなのかを整理します。プリフライトや資格情報付きリクエストの扱い、Access-Control-Allow-Originのワイルドカードやオリジン反射といった典型的な設定ミス、許可リストで厳密に照合する安全な設計を開発者向けに解説します。

防御・ハードニング

USBポートブロッカーの選び方。空きポートを物理的に塞いで無許可の接続を防ぐ

使わないUSBポートやLANポートを物理的に塞ぐポートブロッカーの役割と限界を整理します。内部不正によるデータ持ち出しや不正なデバイス接続への物理的な備えとして、対応ポートや鍵の互換、色分け、取り外し工具の要否といった選定の軸を、事業所や共用端末の管理担当向けにまとめます。

脆弱性・CVE解説

Oracle E-Business SuiteのCVE-2026-46817。未認証で決済基盤を狙われる構図と初動

Oracle E-Business SuiteのOracle Payments(File Transmission)に見つかった未認証の脆弱性CVE-2026-46817(CVSS 9.8)を一次情報で整理します。境界に公開されたERP基盤が認証なしで狙われる仕組み、露出遮断とCPU適用の初動、KEV未収録下での優先度づけ、決済系データを想定した侵害調査を実務目線で解説します。

防御・ハードニング

トラベルルーターの選び方。公衆Wi-Fiの手前に自分専用のネットワークを作る小型ルーターの効果と限界

ホテルや空港の公衆Wi-Fiに端末を直接つながず、自分専用のWi-Fiに収容するトラベルルーターの仕組みと限界を整理します。VPNクライアント対応や対応規格、WANモード、電源を軸に、誇大広告に流されない選び方を出張の多い個人向けにまとめます。

セキュアコーディング

XXEとは何か。XML外部実体参照で起きる情報漏えいの仕組みとDTD無効化による根本対策

XMLパーサが外部実体を解決してしまうXXE(XML外部実体参照、CWE-611)を、なぜ成立するのかという機構から、ローカルファイル読み出しやSSRF、実体展開によるDoSといった影響、DTDと外部実体の解決を無効化する根本対策までWebアプリ開発者向けに整理します。

防御・ハードニング

記録メディアのデータ抹消と廃棄に使うツールの選び方

パソコンやサーバーを手放す前の、記録メディアのデータ抹消と廃棄に使う道具の選び方をまとめます。削除やクイックフォーマットでデータが残る仕組みを確認し、NIST SP 800-88のClearとPurgeとDestroyの考え方に沿って、消去ソフトや物理破壊ツールを用途で選ぶ軸を整理します。上書きが効きにくいSSDの媒体差にも触れます。

セキュアコーディング

OSコマンドインジェクションの仕組みと根本対策。シェルに渡さず引数を分離する

OSコマンドインジェクション(CWE-78)が外部入力をシェルコマンドとして解釈させて成立する機構、OWASPのインジェクション分類での位置づけ、そしてシェルを介さず引数を配列で渡す根本対策までを開発者向けに整理します。入力検証が補助にとどまる理由も扱います。

防御・ハードニング

スマホを使わない多要素認証に使うハードウェアOTPトークンの選び方

スマートフォンなしで多要素認証を足すハードウェアOTPトークン(TOTPやHOTP)の位置づけを整理します。プリセット型とプログラマブル型の違い、対象サービスの対応、電池寿命の見方といった選び方に加え、偽サイトに認証情報を渡さないフィッシング耐性はFIDO2やパスキーが担い、OTPトークンは持たないという役割の差を、一次情報に基づいて解説します。

セキュアコーディング

IDORとアクセス制御の不備、識別子を差し替えられても守れる認可の作り方

IDOR(BOLA)は、識別子で受け取った資源を要求元がアクセスしてよいか確かめずに直接参照することで成立します。OWASP A01 Broken Access Controlとの関係、サーバー側でのオブジェクト単位の認可、既定は拒否、推測困難なIDは認可の代替にならない点まで、Web/API開発者向けに整理します。