CyberFix Note

記事一覧(5ページ目)

セキュアコーディング

SAML 2.0によるSSOの仕組みと設計の落とし穴。アサーション検証から署名鍵の保護まで

SAML 2.0のSSOは、IdPが署名したアサーションをSPが検証することで成り立ちます。SP起点とIdP起点の流れ、RedirectとPOSTのバインディング、AudienceやInResponseToの検証、XML Signature Wrappingの成立条件、Golden SAMLに備える署名鍵の保護までを、一次情報をもとに設計とレビューの手順として整理します。

防御・ハードニング

温湿度と漏水と扉の開閉を見張るサーバールーム環境監視センサーの選び方

小規模オフィスの機器室やラック1本の環境を守るために、温湿度、漏水、扉の開閉、停電という監視対象ごとにセンサーを選ぶ観点を整理します。可用性と物理アクセスの証跡という位置づけ、通知経路の設計、センサー自体の保護、しきい値と点検の決め方までまとめます。

脆弱性・CVE解説

オンプレミスExchange ServerのCVE-2026-62911。CVSS 8.0でも優先度が上がる理由と更新後に残る確認作業

Microsoft Exchange Serverの認証バイパスCVE-2026-62911(CVSS 8.0、CWE-294)を一次情報で整理します。2026年8月更新の対象版と修正ビルド、Exploitation Less Likelyでも優先度が上がる材料、Extended Protectionの状態確認とMRSProxyの露出点検、Exchange 2016と2019のESU期限までを実務目線で解説します。

防御・ハードニング

セキュリティ機能から見るオフィス複合機とプリンターの選び方

オフィスの複合機とプリンターは、文書そのものが通り、内部ストレージに残り、ネットワークに常時つながる機器です。国際標準に基づく調達要件、初期パスワードと不要プロトコルの扱い、ストレージ暗号化と認証プリント、廃棄とリース返却までを、経済産業省とIPA、NIST、各社の公式資料で整理します。

セキュアコーディング

安全な乱数の作り方。CSPRNGでトークンや一時URLを予測されない値にする

Math.randomやmt_randのような一般用途の擬似乱数がなぜトークン生成の脆弱性になるのかを内部状態の仕組みから説明し、CSPRNGでの生成、必要なビット数の見積もり、言語別の正しい書き方、生成後のハッシュ保管と定数時間比較までをMITREとOWASPとNISTと各言語の公式ドキュメントで確認しながら整理します。

ガバナンス・コンプライアンス

脆弱性開示ポリシー(VDP)と受付窓口の作り方。報告を受け取る側の体制を最小構成から整える

自社の製品やサービスの脆弱性を外部から報告されたとき、受け取る側に窓口と手順がないと、報告は担当部署へ届きにくくなります。日本の情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ、ISO/IEC 29147と30111、RFC 9116のsecurity.txtを一次情報で整理し、脆弱性開示ポリシーの項目と最小構成の立ち上げ手順をまとめます。