アラート待ちから抜け出す脅威ハンティングの始め方
検知アラートを待つ運用から、仮説を立てて手元のログを能動的に探しに行く運用へ移るための実務記事です。MITREのTTPベースハンティング、ATT&CKのDetection Strategy、CISAとASD's ACSCほかの共同ガイダンス、JPCERT/CCのログ分析資料をもとに、仮説の立て方から探索の実行、検知ルールへの昇格までを整理します。
検知アラートを待つ運用から、仮説を立てて手元のログを能動的に探しに行く運用へ移るための実務記事です。MITREのTTPベースハンティング、ATT&CKのDetection Strategy、CISAとASD's ACSCほかの共同ガイダンス、JPCERT/CCのログ分析資料をもとに、仮説の立て方から探索の実行、検知ルールへの昇格までを整理します。
OS標準の正規ツールを使う環境寄生型攻撃は、新しい実行ファイルを残さない場合があり、ファイル単位のシグネチャや既知IOCだけでは見逃しやすい手口です。CISAほか9機関の共同ガイダンスとMITRE ATT&CK、Microsoft公式資料をもとに、成立の機構とログ設計、抑止策を整理します。
ARPは送信者を確かめる手段を持たないため、同じL2セグメントにいる相手にキャッシュを書き換えられる場合があります。RFC 826やMITRE ATT&CK T1557.002、スイッチベンダ公式資料をもとに、成立条件と限界、検知と対策を整理します。
Kerberoasting(MITRE ATT&CK T1558.003)は、Active Directoryの正規のKerberos機能でサービスチケットを集め、サービスアカウントのパスワードをオフライン解析にかける手口です。成立条件と検知、対策を一次情報から整理します。
DLLサイドローディング(DLL side-loading)は、署名済みの正規アプリケーションがWindowsのDLL検索順序を悪用され、悪意あるDLLを読み込まされる攻撃であり検知回避の手口でもあります。MITRE ATT&CK T1574.001とMicrosoft公式資料をもとに仕組みと対策を整理します。
攻撃者の行動を戦術と技術のマトリクスで整理するMITRE ATT&CKを、原理から実務での使い方まで解説します。検知ルールの評価やレッドチーム演習、脅威インテリジェンスへの活用の勘所を具体的に示します。