CyberFix Note

#ログ管理 の記事

防御・ハードニング

IDSとIPSの違いとは、検知だけか遮断までかで分かれる役割と設置位置、検知方式

IDS(侵入検知システム)は不正な通信を検知して知らせる仕組み、IPS(侵入防止システム)は通信の経路上に置いて検知した通信を止める仕組みです。違いを一覧で比べたうえで、NISTのガイドに沿った種類と3つの検知方式、インライン設置の注意点、ファイアウォールやWAFとの関係、誤検知への備えを整理します。

防御・ハードニング

Linuxで一般ユーザーがrootを奪う典型経路と、SUIDやsudoersの棚卸しから始める防御策

Linuxの権限昇格は、SUIDバイナリやsudoersの過剰な許可、書き込み可能なcronやsystemdユニット、dockerグループ、未修正のカーネル脆弱性などから起きます。典型経路をMITRE ATT&CKと対応づけ、防御側が定期的に回す棚卸しコマンドと検知の設計を実務目線で整理します。

防御・ハードニング

アウトバウンド通信制御(egress filtering)の設計。侵入後のC2通信と持ち出しの経路を出口で絞る

ファイアウォールの外向き通信が既定許可のままだと、侵入後のC2通信やデータの持ち出しが正規のHTTPSに紛れて通ります。MITRE ATT&CKのM1037、NIST SP 800-41 Rev. 1、CISAほかの共同ガイダンスを軸に、セグメント別の出口ポリシー、DNSの固定、クラウドでの置き換え、段階的な導入と拒否ログの監視までを設計手順として整理します。

防御・ハードニング

アラート待ちから抜け出す脅威ハンティングの始め方

検知アラートを待つ運用から、仮説を立てて手元のログを能動的に探しに行く運用へ移るための実務記事です。MITREのTTPベースハンティング、ATT&CKのDetection Strategy、CISAとASD's ACSCほかの共同ガイダンス、JPCERT/CCのログ分析資料をもとに、仮説の立て方から探索の実行、検知ルールへの昇格までを整理します。

ガバナンス・コンプライアンス

シャドーITが生まれる理由と禁止一辺倒にしない統制の組み立て方

許可を得ずに使われるクラウドストレージや無料チャット、生成AIは、禁止するだけでは見えない場所へ移るだけです。総務省テレワークセキュリティガイドラインと個人情報保護委員会の注意喚起をもとに、可視化からリスク評価、公式代替の整備、ルール化、技術統制までの順序を整理します。

ガバナンス・コンプライアンス

内部不正による情報持ち出しを機会と動機の両面から抑える統制の作り方

正規の権限を持つ従業員や委託先による情報持ち出しは、外部攻撃とは別の設計が要ります。IPAの内部不正防止ガイドラインと2024年度の営業秘密管理実態調査、不正競争防止法と個人情報保護法の条文をもとに、機会を減らす技術統制と動機を減らす管理統制、監視とプライバシーの折り合いまでを整理します。